プロローグ
こんにちは、博士!
こんにちは。今日はどうしたんじゃ?
最近、体重が気になってるんですけど・・・。
運動しても、食事制限しても全然落ちないんです。
体重を減らすいい方法、ないですか?
ふむう・・・、わしには全然太っているように見えぬが。
乙女心というもんかの。
・・・よし、それではこれを一日一錠飲んでみるのじゃ。(ガサゴソ)
ただし、運動は継続するんじゃよ。
分かった!ありがとう、博士!
プラシーボ効果とは?
“プラシーボ効果“(“プラセボ”、”偽薬効果”とも)は、
偽薬を飲んだにもかかわらず、本当の薬を飲んだ時のような効果が出てくること
を言います。
ここで言う”偽薬”とは、「見た目は本物の薬そっくりであるが、何ら有効成分を含んでいない薬」です。
例えば、ただのビタミン剤や糖類を解熱剤と称して渡されると、
それを本物の解熱剤だと思い込んで服用することで、本当に熱が下がることがあるということです。
実際の臨床試験の現場では、新薬の有効性がどの程度であるのかを判断するために、
本来の新薬と偽薬をそれぞれ服用してもらい、そのデータを比較します。
(代表的な例として、”二重盲検法“があります。)
期待しない効果が出てしまうことも!?
“プラシーボ効果“に対して、”ノーシーボ効果“(“ノセボ効果”、”半偽薬効果”)という効果が表れることがあります。
これは、偽薬を本物だと思い込んでしまうことで、本来あるはずのない副作用が起こってしまうこと
を言います。また、本物の薬を効かないと思い込むことで、望む効果が得られないこと
を言う場合もあります。
「病は気から」ということわざもありますが、気持ちの持ちようの大切さが分かる例ですね!
エピローグ
一か月後・・・
あっ、博士!聞いてください!
博士のくれた薬のおかげで2kg痩せたんですよ!
それは良かったの。
ところで、実のところあれはただのデンプン・・・
博士!あれ、もっとください。
こんなに効くなんて凄すぎますよ!
いや、実際はお主が運動を続けていたのが徐々に体重減少に繋がって・・・
ユッキーにひなでしょ、後よっしーとかおりちゃんにも・・・。
そうだ、お母さんの分も貰いたいな!最近ちょっとぽっちゃりしてきたって言ってたし・・・。
話を聞くんじゃ~(泣)
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