ハロー効果|目立つ特徴に引きずられる!知っておきたい認知バイアス

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ハロー効果心理学
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プロローグ

お久しぶりです、博士。

うむ、久しぶり。元気かの。

・・・ところでこの人だかりは何じゃ?

選挙の街頭演説ですよ。

元女優の〇〇が立候補するって聞いてびっくりしましたけど、

こんなところで会えるとは!実物もやっぱりきれいですね~。

ふむ、そうじゃったのか。”ハロー効果”も狙った候補者の選択かもしれんの。

肩書だけではなく内容もよく聞くんじゃよ!

”ハロー効果”・・・ですか?

ハロー効果とは

ハロー効果”という認知バイアスがあります。これは、

評価する対象の持つ特徴的な部分にその他の評価も引っ張られてしまう

という現象です。分かりやすく具体例を挙げると、

・自分の好きなアイドルがおすすめする漫画はきっと面白いだろうと思う。

スーツをビシッと着こなしている人を仕事ができそうだと感じる。

イケメンで細身のあの人はきっとスポーツができるんだろうなと思い込む。

数学が苦手な友達を、勉強が苦手なんだろうと推測する。

・・・などなど色々とあると思います。

これらの評価は自分がその人に感じている部分に引っ張られていることが往々にしてあるということです。

実際のところ、漫画はいまいちな内容だし、仕事が終わらず残業祭り。からっきしの運動音痴かもしれません。

また、数学が苦手でも国語については抜群にできるのかもしれません。

人間はついついその見た目や肩書に囚われてしまうことがあるわけですね!

上辺に惑わされないことが大事

このようなハロー効果に騙されないよう、

物事の本質的な部分を見抜けるようになることが大事だと考えます。

ハロー効果が起きるのは、その昔、物事に対して即断即決することが求められていた時代の名残だ

と考えられています。

何か判断するときは一度立ち止まって、余計な情報を取り除いて考えることが大事ですね!

補足:”hello”ではなく”halo”

”ハロー”と聞くと、”こんにちは”の”hello”を思い浮かべてしまいますが、実は間違いです。

正しくは、聖人の背景に現れる光輪を表す”halo”です。宗教画なんかで見たことがありますね!

確かに、聖人の言うことなら間違いない!となるのかもしれません。

エピローグ

ハロー効果!勉強になります。

・・・あっ、そうだ!

博士、私仕事に戻りますのでこの辺で失礼します!<ピューッ

う、うむ。(・・・仕事中だったんじゃな。)

              ―翌日、博士の家の玄関

・・・というわけでこちらの商品、いかがでしょうか?

・・・ええと、その前にお主の両肩をつないでいる奇妙な輪っかは・・・、

昨日の博士の話を聞いて、作ってみたんです。

自分にも光輪を付けたらトークに説得力が出るんではと・・・。

まずは努力する方向を正すところからじゃな・・・。

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