12345679×九九の9の段の答え=ぞろ目の不思議!

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数学
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プロローグ

こんにちは、博士。

最近算数の授業にあんまり興味を持てなくって・・・。

何か興味を持てるような面白い話無いかな?

そうじゃのう。それじゃあ【12345679】についての雑学を紹介しようかの。

うーん、【12345679】って、8だけ抜けててきもちわる~い!

ふぉっふぉっふぉ。これが面白い性質を持っているんじゃよ。

12345679×9の段=ぞろ目が並ぶ!

【12345679】という数字は、不思議な性質を持っています。

手元に電卓や計算機アプリを用意して次の計算をしてみてください!

1.【12345679】と数字を打ち込む。

2.九九の9の段の答えの数字を一つ思い浮かべる。

(例:9×3=27や、9×7=63の2763の部分です。)

3.思い浮かべた数字を【12345679】に掛け算して【=】を押す。

(例:12345679×27=)

4.計算結果にぞろ目が並ぶ!!!

(例:12345679×27=333333333)

どうでしょう。掛け算の答えにぞろ目が並んだのではないでしょうか?

各9の段の答えを使った値は以下のようになります。

12345679×9=111111111

12345679×18=222222222

12345679×27=333333333

12345679×36=444444444

12345679×45=555555555

12345679×54=666666666

12345679×63=777777777

12345679×72=888888888

12345679×81=999999999

ぞろ目が並んでいて面白いですね!

式を分解してみる!

なぜこんなぞろ目が並んだ値になるのでしょう。そこで、式を分解してみたいと思います。

例として12345679×45=555555555に注目してみます。

計算手順として【9の段の答えの数字を一つ思い浮かべる】と紹介しましたが、

あえて計算せず9×5の状態で式に当てはめてみます。

12345679×9×5=555555555

ここで、12345679×9の部分に注目すると、

先程紹介した9×1=9とした場合が出現していることが分かります。

つまり、ここは【111111111】となるわけです!

12345679×9×5=555555555

赤線部分が9×1=9を当てはめた場合の答えとなっている!)

111111111×5=555555555

逆に言うと、【111111111】というぞろ目を9で割ると【12345679】という

数字が(ほぼ)連続して並んだ値になっていたわけです!

111111111÷9=12345679

数字の神秘を感じる小話でした!

エピローグ

へえっ、面白いね!

友達にも計算してみせよっと!

きっと驚くだろうな~。

うむうむ。でも、お花屋さんには試しちゃだめだぞ。

えー、どうして?

もちろん、はち(8・鉢)がないと困るからじゃよ!

・・・・・・。

・・・・・・。

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