こんにちは!今日は【人狼ゲーム】について紹介したいと思います!
私自身、学生時代に友達としょっちゅう人狼ゲームで遊んでいた思い出があります。
決して上手な方ではなかったですが・・・( ;∀;)
ただ、皆でワイワイ話し合いながらできるゲームであり、基本的なルールは非常にシンプルです。
是非、ここでゲームの流れを知って、興味を持ったら友達と家族と遊んでみてください!
人狼ゲームって?
人狼ゲームの歴史
このページを訪れてくださった方は、少なくとも人狼ゲームという言葉を
聞いたことがあるのだと思います。
Wikipedeaによると、正式には【Are You a Werewolf?(日本語訳版:汝は人狼なりや?)】
という名前のゲームで、2001年にアメリカのゲームメーカーが
発売したようです(もっとも、その原型はもっと古いようですが)。
日本では特に2010年代前半にブームとなり、人狼ゲームを題材としたバラエティ番組や
アニメ、漫画、ゲームが登場しました。
当時の記事によると、ネット界隈でひそかに盛り上がりを見せていた人狼ゲームが
テレビに取り上げられたことが、一般に人狼ゲームが広まっていった背景にありそうです。
2022年現在、当時ほどのブーム感は薄れてきているように感じますが、
現在でもリアル・ネット問わず広く楽しまれているようです。
人狼ゲームのルール
ゲームの流れ
初心者の方にも人狼ゲームの大筋が分かるように、おおよそのルールを書いてみました。
- 参加者は、村人陣営と人狼の陣営に振り分けられる。人狼陣営はお互いを把握できる。
- ゲームは昼と夜のターン制で、進む。
- 昼のターンでは皆で話し合い、人狼だと思われる者を一人決め、吊るす(=ゲームから退場)。
- 夜のターンでは人狼陣営だけが話し合い、村人陣営の中から一人を噛む(=ゲームから退場)。
- この昼夜のターンを繰り返し、人狼陣営を0人にできれば村人陣営の勝ち。
人狼陣営の人数が村人陣営の人数と同数以上になれば人狼陣営の勝ち。
といった感じです。
ただし、これだけではお互いを把握している人狼陣営が有利なので、
村人陣営には村人に有利な特殊能力を持った人もいます(役職持ちと言ったりします)。
代表的な役職
人狼ゲームにはルールにもよりますが、非常に多くの役職があります。
そこで、ここでは多くのゲームに登場する役職を個人的チョイスで紹介します!
–占い師- ~村人の皆さん、狼を見つけました~
占い師は夜のターンに一人、選んだ人が人狼か村人陣営かを判断することができます。
お互いが村人陣営か狼陣営か判断が付かない村人たちにとって占い師は非常に強力な役職であり、
占い師の発言は昼ターンの吊り対象を決めるうえで大きな材料となります。
裏を返せば狼陣営にとって自分たちの正体を見つけることのできる占い師は非常に脅威であり、
夜のターンに襲撃をする有力候補となるわけです。
また、狼側の戦略として、狼が自分を占い師と偽って宣言し、誰が本物の占い師か分からなくする
戦法が狼陣営の定跡手順の一つでもあります。
–霊能者- ~かわいそうに、あいつは人間だったよ・・・~
未来を視るのが占い師ならば、過去を視るのが霊能者といったところでしょうか。
霊能者は夜の時間に、その日の昼間に吊った人が村人陣営だったか、人狼だったかを判別できます。
これにより、村人たちは村の中にあと何匹の人狼が残っているかの計算ができるわけです。
また、占い師が人狼判定した人を昼に吊った場合、それが真か偽かを夜に判別できます。例えば・・・
占いCO、Cさん黒(=人狼)!
占いCO、Cさんは白(=村人陣営)よ!
となった場合、戦略としてひとまずCさんを吊っておいて翌日に霊能者にCさんが黒or白だったのか
申告してもらうということです。
判定が黒だった場合は、Aさんが本物、白だった場合はBさんが本物だと分かるわけです。ただし、
霊能CO、Cさんは黒だった!
霊能CO、Cさんは白だったよ!
・・・。
と、霊能者も騙られ、場がさらに混乱する場合もあります(笑)。人狼は奥が深いです。
-狩人- ~・・・村の奴らは、・・・俺が守る。~
占い師や霊能者といった、人狼たちへの反撃手段を持つ村人陣営ですが、
正体を明かした役職者たちがすぐに狼に嚙まれてしまってはその役割が一瞬で終わってしまいます。
そんな彼らを守る存在が狩人です。
狩人の役職を持った人は、夜ターンに一人、自分以外の誰かを人狼の襲撃から守ることができます。
例えば、狼陣営が占い師を噛みに来ると予想して占い師を護衛対象に選び、
実際に狼陣営が占い師を襲撃対象にしていた場合、翌日のターンでは死体は現れません。
これを、【平和(な状態)】と呼んだりします。
狼陣営としては、狩人が役職持ちを守っている可能性が高いから他の村人を噛もうと考えたり、
そういった狼陣営の思考を考え、敢えてリスクを冒しながら役職持ち以外を守りに行くという選択も
狩人は取ることができます。個人的には人狼達との読み合いが楽しい好きな役職です。
-共有者- ~私は一人じゃない、あなただけは信じられる!~
お互いが人狼であることを把握できる狼陣営に対し、誰が味方なのか把握できない村人陣営。
そんな村人陣営の中にあって、共有者たちだけはお互いが共有者であることを確認できます。
共有者の能力は自分と他の一人がお互いに共有者であることが分かるだけで、
他に特別な力はありません。
しかしながら、共有者であることそれ自体が村人陣営であることの証明でもあるので、
昼ターンの議論の先導役を任されることが多いです。
人狼が共有者を騙るのは非常にリスキーです。例えば、参加者10人の村では
人狼の人数は3人程度であることが多く、共有者を騙るには2人必要なため、
身を隠せている人狼は1人だけとなってしまいます。
また、共有者には一人が正体を明かさず伏せていることで、
偽占い師の誤爆を誘発させる作戦もあります。
具体的には、偽占い師が正体を潜めている共有者の相方に黒(=人狼)判定を出した場合に、
共有者である相方に自分が共有者であることを確認してもらうことで、
偽占い師を破綻させることができます。これを、共有トラップと呼びます。
-狂人- ~オ、オ、オオカミ様の・・・ために・・・~
狂人は狂ってしまった村人であり、人狼陣営の見方をします。勝利条件は人狼達と一緒です。
人狼との違いは以下の二つ
・占い師や霊能者からは白(=村人陣営)判定される。
・狂人からは誰が人狼か分からず、人狼からも誰が狂人かは分からない。
狂った村人という設定であるため、占い師や霊能者からは村人判定を受けます。
この為、例えば狂人が占い師を騙っていたりすると、霊能者の判定では白(=村人陣営)と
でるため、本物の占い師を吊ってしまったかな等と錯覚させることができます。
一方で、人狼サイドも本物の占い師と錯覚して味方であるはずの狂人を噛みに行くという
ケースもあります。まさに狂人の名にふさわしいトリッキーな役回りですね。
狂人は狂ってはいますが村人なので、勝利条件判定の際には村人としてカウントされます。
例えばゲーム終盤、村人1人、狂人1人、人狼1人となった時に、狂人がまだ残っていると
判断した人狼が自分の正体を明かし、狂人に残りの村人を吊り対象にしようと持ち掛ける
ケースがあります。これをPP(パワープレイ)と呼びます。
-妖狐- ~ククク、ようやく私の時代が始まる・・・~
妖狐は村人陣営でも人狼陣営でもない第3の陣営です。
勝利条件は、村人陣営または人狼陣営が勝利条件を満たしたときに自分が生存していること!
最終的に生き延びていれば他の陣営に代わって勝利します。なんとも漁夫の利な陣営です(笑)
妖狐の特徴は以下の通り
・人狼に襲撃されても殺されない。
・占い師に占われた場合死亡する(=呪殺)。
まず、人狼に襲撃されても殺されないということですが、仮に人狼の襲撃対象に妖狐が選ばれた場合、
翌日の昼は狩人が護衛成功した状態(=平和)と形式的には同じになります。
人狼サイドからすると狩人に護衛された可能性と、妖狐であった可能性が考えられます。
特定の人に対しての襲撃が何度も失敗した場合、妖狐と判定されて人狼が自分の正体を明かして(!)
妖狐を告発するケースもあるので注意が必要です。
また、人狼の襲撃には強い妖狐ですが、占い師に占われると死んでしまいます(=呪殺)。
占い師と霊能者の判定は共に白(=村人陣営)とされるのが特徴です。
妖狐の役が割り振られた際は、人狼に狙われず、占い師にも占われない
ステルスな動きが求められますね。
まとめ
以上、人狼ゲームの大まかな流れ、役職の解説でした。
ある程度ルールを把握したらやってみるというのが一番の上達方法だと思います。
人狼ゲームを知っている人、興味を持っている人を誘ってトライしてみてください!
また、後の記事ではソロプレイ用の人狼ゲーム、
を紹介したいと思います。
ルールを確認しながらマイペースにやりたい・・・
いきなり大人数でやるのはハードルが高い・・・
といった方におすすめしたいフリーゲームです。
とても完成度が高いので、人狼ゲームの一歩目としておススメです。
以上、人狼ゲームの概要についてでした!
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